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『いい皮膚の日』
こんにちは🐥
寒くなってきて少しずつ空気も乾燥してきましたね。11月12日は「いい皮膚の日」です。1989年11月12日、日本臨床皮膚科医会によって制定されました。皮膚の健康と皮膚疾患について正しい知識を普及することで、皮膚科専門医療に対する理解を深めることが目的となっています。
子どもの皮膚は薄く、皮脂腺も未熟で潤いを保つ皮脂の分泌が少ないため、大人の肌よりデリケートです。空気が乾燥すると肌の水分が失われがちになり、バリア機能が低下していきます。バリア機能が低下するとかゆみや痛みなどを感じやすくなる敏感肌になってしまいます。症状が訴えることができない小さな子は搔きむしって肌にダメージを与えてしまうこともあります。
皮膚は日頃のケアによってトラブルを予防したり、悪化を防いだりすることができます。室内の湿度を適度にキープする・保湿ケアをする・水分補給をこまめに行うなど、家族みんなで冬の乾燥対策を徹底して乗り切りましょう。
最近の病児室は、インフルエンザやアデノ、胃腸炎のお子さまの利用・お問い合わせが増えています。札幌市内では、インフルエンザが注意報から警報となり、アデノウイルスも警報レベルとなっていますので、ひとりひとりができる感染予防対策をして過ごしましょう。